タイトルの通りですが、今開催中のAmazonブラックフライデーでコスパのいい自作PCを作ってみよう(2024年11月現在)という記事です。
自作PCを考えている友人に「なんかおすすめの構成ないか?」と言われて物色してみたので備忘録として公開してみます。
なお冒頭サムネイルは去年組んだPCの画像なので本記事とは一致しないことをご了承ください。
予算無限のロマン仕様ではなく、15万円以内ぐらいの現実的な予算の自作PCの構成を目指しています。
ただ予算を厳格に守るというよりは今買えるお買い得なパーツで組んでいくイメージなので最終いくらになるかは保証できません。
一応ホグワーツレガシーとかモンハンとかもある程度は動くはずです。
【前提条件】
今時の自作PCは相性問題とかもかなりマシになっているので、適切なパーツを購入して適切に繋ぎ合わせればインスタントラーメンのように簡単に誰でもPCを組み立てられます(要審議)
必要なパーツ類ですがおおまかにいうと
- CPU
- メモリ
- OS(必然的にWindows)
- 電源
- マザーボード
- 記憶装置(HDD・SSD)
- ケース
- CPUファン
- グラフィックボード(ゲームしないならなくても可)
があればいいです。各項目一つ以上紹介していきますね。
とはいえ自作PCの組み立て方がわからない?YouTubeとかで親切な組み立て解説動画がいくらでもあるのでみてください(丸投げスタイル)
CPU編
今回のAmazonブラックフライデーセールではCPUを選ぶなら「intel インテル CPU 第13世代 Core i5-13600K」一択かなぁと思います。
予算を抑えるなら同じくセール中のAMDの「AMD Ryzen 7 5700G」もいいかと思ったのですが、過去の価格推移を見るとそんなに値下げされてないんですよね。
一方で Core i5-13600Kはこの性能で4万円切りといい感じにお買い得の価格になってきたので今はこれ一択かと思います。
グラフィックボード(GPU)編
残念ながら今回のAmazonブラックフライデーセールではGeForceRTX3600しかセールになっていませんでした。
自作PCを組む方の大半はゲーム目的がほとんどだと思いますので、グラボには少しお金をかけたいと思います。
とはいえ4070には予算的に届かない方も多いと思いますので、1世代先のGeForceRTX4060である「MSI GeForce RTX 4060 VENTUS 2X BLACK 8G OC」をおすすめします。
グラボ代はいつも高額で頭が痛くなりますけど、PCゲーマーには必須ですからね。。。
メモリ
メモリはとりあえず32GBは積みましょう。ノートパソコンじゃないんだからケチケチ16GBなんてもったいないです。
また型番も予算を抑えるならDDR4ですが今後のことも考えてそろそろDDR5にしておきましょう。
メモリーはここ数年で結構安くなってるのでケチケチする必要ないと思います。
私のおすすめはこれ。「CORSAIR DDR5-6000MHz デスクトップPC用メモリ VENGEANCE DDR5シリーズ」です。
正直これ買っておけば間違いありません、次行きましょう。
マザーボード
CPUとグラボが決まったので次はマザーボードです
マザボはIntel第13世代「intel インテル CPU 第13世代 Core i5-13600K」に適合するCPUソケット「LGA 1700」をベースに、またメモリもDDR5に対応する規格を選んでいきます。
その中で注目したのが「MSI MAG B760M MORTAR WIFI II」です。
「B760」で「USB3.2 Gen2x2(20Gbps) Type-Cポート」「WiFi 6E無線LANをサポート」と必要十分なスペックを備えつつMicroATXサイズで扱いやすいサイズ感、そしてアルミヒートシンクを多用した高級感と冷却性能を兼ね備えた作り。
発売からちょうど1年ぐらいでいい感じのお値段に値下がりしてますからお買い得だと思います。
PCケース
自作PCの顔であるPCケースですが、これは個人の好みもありますので好きなものを選んでください。
とはいえ個人的にはATXかMicroAtX規格のベーシックなケースをお勧めします。
あとサイズに関してはミドルタワーぐらいが組みやすさと、大きさのバランスからおすすめですね。
個人的に好きな「NZXT」の新型モデル「H7 Flow v2 Black」がセールで安くなっていたので今組むならこれかなと思います。
ケーブルマネジメント的にも、質感的にも大変満足できるケースだと思います。この価格帯で電源も今や縦置きの時代なんですね。
光らせるPCは無駄に高い、かといってせっかくのガラスケースなので中身も質感のいいPCパーツを選んでいきたいですね。
そういう観点からメモリもマザボも選択しています。
電源
自作PCの電源ですが「CORSAIR RM850e 2023モデル PC電源ユニット 850W PCIE 5.0 対応 80PLUS Gold認証」一択でいいと思います。
「フルモジュラー式」「850W電源」「80PLUS Gold」と特に不満点はありません。
SSD
HDDではなくSSD、それも今時ならM.2SSDでいいでしょう。
予算と相談ですが2TBぐらいが価格と容量のバランスが良くてお勧めです。
私が今買うなら「Samsung 990 PRO 2TB」でしょうか。
この価格で2TB、最大転送速度7450MB/sとはすごい時代ですね。
安さと国内メーカー応援という観点からも「KIOXIA 内蔵 SSD 2TB NVMe M.2 Type 2280 PCIe Gen 4.0×4 (最大読込: 7,300MB/s)」もSamsungと比べて3000円近く安いので紹介しておきます。
読み込みと書き込みはやや遅いですが正直誤差レベルです。
CPUファン
予算的にも求める性能的にも正直空冷一択でいいです。音も静かですからね。
今回セールになっている「Novonest cpuクーラー」で十分ではないでしょうか。
もし光らせたい、水冷に興味があるなら「NZXT KRAKEN Elite 280 Black」でいいでしょう。
今回選定したケースと同じくNZXTで黒色と相性もぴったりです。
その他(OSなど)
あとはOSですね。安定のWindows11です。Homeでいいでしょう。
もちろんですが正規ライセンス使いましょうね。不正規品は結局高くつくことは目に見えてます。
ネット関係はWiFiはアンテナ付きのものをすでにマザーボードで選んでいます。
M.2SSDのヒートシンクもマザーボードにいいやつがついています。
グリスは正直CPUクーラーについているもので十分だと思いますのでお好みに応じて。
ケースファンですがとりあえずはPCケースに付属のもので十分でしょう。
【総括】結局いくら?
今回の構成は最初にも述べたように「予算無限のロマン仕様ではないが、予算を厳格に守るというより今買えるお買い得なパーツで組んでいく15万円ぐらいの自作PC」というコンセプトの元パーツを選定しました。
この用途にはCPUやGPUのスペック不足が。。。とか細かい点には目を瞑るとして現行の環境でできるゲームの大半は動く、その上でコスパも妥協しない構成になったと思いますがいかがでしょうか。
見た目もパーツを「黒」と「シルバー」をベースに「光らせないシックなイメージの黒PC」に仕上がりました。
さて、ではいったいいくらになったのでしょうか。全商品をリスト下してみた結果がこちら
合計金額192,298円也
やってしまいました、無理でした😅
というわけで残念な結果になってしまいましたが、そもそもCPUとGPUとOSの時点で10万円超えるので前提に無理がありすぎましたね😓
「予算15万」改め「予算20万円で組める2024年おすすめの自作PC」ということでここはひとつご了承ください。
・・・というのもあんまりなので予算15万になんとか近づけます💦
もしこの構成から15万円ぐらいに近づけるとするならば
- CPUを見直し
-
CPUを第13世代「Core i5-13600K」から旧型の第12世代「Core i5-12400F」の下位CPUの性能に落とすことで21,000円の減額
¥18,980 (2024/11/29 17:13時点 | Amazon調べ)ポチップ - SSDを見直し
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SSDを現行最高クラスの「Samsung 990 PRO 2TB」から「KIOXIA 内蔵 SSD 2TB NVMe M.2 Type 2280」など安いモデルや容量を減らすことで、2,900円〜の減額
¥19,080 (2024/11/29 16:07時点 | Amazon調べ)ポチップ - PCケースの見直し
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高級PCケースメーカーのNZXT「H7 Flow v2 Black」を諦め「MAG FORGE 110R CS8337」などの廉価モデルにすることで12,000円の減額
¥5,980 (2024/11/29 17:21時点 | Amazon調べ)ポチップ
を行うことで合計35,900円の減額を達成でき、156,398円とほぼ予算内に収めることができました。
あとは冒頭でも一度触れていたように
- グラフィックボード(GPU)の見直し
-
現行のGeForceRTX4060である「MSI GeForce RTX 4060 VENTUS 2X BLACK 8G OC」ではなく旧式だけどセール対象のGeForceRTX3060「MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC」にすることによって5,283円の減額
¥40,980 (2024/11/29 14:42時点 | Amazon調べ)ポチップ
を行うことができるので、あと細かいパーツを千円前後安くすれば予算15万円自作PCもできます。
とはいえグラボ削るのはゲーミングPCとしてどうかと思うのと、リセールも含めて勿体無いので16万円ぐらい用意できればそれに越したことはないですね。
それに好きなパーツを組み合わせて作るのが自作PCの醍醐味ですからね!
今回の構成をもとに良い自作PCライフができることを願ってます!
企画倒れするとこだった、危なかった。。。
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